AIスピーカー Google HomeとAmazon Echoの評判を比べてみました!

AIスピーカー Google HomeとAmazon Echoの評判を比べてみました!

 

AI(人工知能)が搭載されたAIスピーカー(スマートスピーカ)は欧米圏を中心に人気が出ており、スマートフォンの次を担うデバイスと注目を集めています。

日本で発売され、人気を誇るGoogleのGoogle Home(グーグルホーム)、AmazonのAmazon Echo(アマゾンエコー)の2商品。

2つのメリット、デメリットをまとめてみました。

Google Home

Google Homeのメリット

はっきりくっきり聞こえる

音楽スピーカーとして考えるとちょっと物足りなさを感じますが、検索結果やニュースなどははっきりくっきり聞こえて問題なく使えます。

細かいところで便利

「5分たったら教えて」「今何時?」等細かいですが、リビングでゴロゴロしてるときやキッチンで手が離せないときは便利なんです。

低音がすごい / 見た目もいい

音質もその大きさから想像する以上に低音が出ています。

初めて見たときは地味だなと感じましたが、リビングなどに置く製品としては秀逸なデザインです。リビングのテーブルに置きっぱなしですがインテリアに溶け込んでいます

スマートスピーカーの中では結構良い感じの見た目です。
当然、好みにもよりますが。
リビング置きをしても、邪魔にならない感じです。

お洒落でおとなしいカラーリングで良いです。
上面が斜めにカットされ、音声コマンドによる反応時のLEDのあかりがきれいです。
また、タッチ機能も搭載され音量変更時のLEDによる表示もお洒落です。

どんなに突然でも答えてくれる

本当によくお話が出来るなぁと思いました。何がすごいって、声の認識ですよね!
ロフトベットの上から、ロフトベッドの机に有るGoogleHomeに話しかけると、どんなに突然でもちゃんと答えてくれます

最新の情報を教えてくれる!

『菅野智之の年俸は?』や『坂本勇人の所属チームは?』などのプロ野球の質問にもすぐに答えてくれました!
菅野智之の年俸に関しては2018年現在での年俸を伝えてくれたのでびっくりしました!

音声コントロールでニュースを聞けるのがありがたいですね。
今日の予定も、しっかり教えてくれます。
カレンダーに予定をこまめに追加する方なら、その日の予定を教えてくれる秘書役もこなせます。

Googleカレンダーに子供たちの習い事やらの予定を入れておくと、帰ってきた子供たちが「今日の予定は?」と聞けば教えてくれて、忘れないのがよい。

言語認識能力は高めで、あいまい解釈もしてくれます。学習能力に関しても、使うほどに自分仕様になりました。「今日の予定は?」と聞けば、私自身を認識してスケジュールを読み上げてくれますが、他者がスケジュールを同じように聞いた場合はジョークで切り返し、こちらのスケジュール内容をばらすことはありません

Google Homeのデメリット

低音が強くてボリューム調整が難しい

かなり篭り気味で、なんといっても低音が強すぎる
その低音もブーミーで音楽を聴きこむのには全く向いていません。
自分はEQ設定で高音マックスの低音は最低にしています。

スピーカーの特性としてはとにかく低音盛りで、中音から高温は少ない上にぼやっとしています。したがってダンス系のとにかく低音がズシンズシンと響いてほしい曲ではびっくりするほどの音を鳴らしますが、逆にそれ以外のジャンルでは単にチープなだけでなく、低音がうるさくて適当なボリューム調節が難しいのです。

また、IR機能はないので、赤外線リモコンを使う家電の操作はできず、それに対応したスマート家電リモコンも、対応予定とはなっていますがまだ非対応なので、そこらへんが使えるようになるとさらに評価も変わってくるかも知れません。

アクセントで認識しない・PCとつながらないというトラブルも

毎回同じ単語を言っても、アクセントの違いで言わんとする事を聞き分けているらしく
「東京FMかけて」「ラジコで東京FMをストリーミングします」○
「東京FMかけて」「音楽サービスが~~~~再生出来ません」X
まったく同じ単語でHOMEも認識出来ているのに結果が変わります

スマホとしか連携が出来ないため、できれば、PCのchromeで操作やショートカットなど埋めたりできると便利なのにと思う事しばしば。
今の現状だと、値段の割に高い買い物感が否めないですね。
インターネットは必須だし、スマホも必須ですし、サービス結果的に有料ですし。

白い筐体なのでechoやclovaよりホコリが目立つ!

Googleは呼びかけが「ヘイシリ」「アレクサ」と比べても1.5倍以上の発音なので、併用している者としては使用の優先度が下がっている。

急にWi-Fi接続が切れる / まだまだ会話には、、、

最近は安定してきましたが、急にWi-Fi接続が切れることが多々あります。
その場合、ACアダプタ挿抜で再起動させるのが手っ取り早い。

テレビの電源が音声でオンに出来たのは感動しましたが、チャンネルが変えれないので結局はリモコンを触ります。

まだまだ、会話を認識するというより、”コマンドを認識させてる感”が強いです。
要するに、こちら(ユーザー)が、GoogleHomeが理解できるように考えて話してあげないと、命令を理解してくれないことが多いです。

一応、登録した私からの「OK Gooogle」や「ねぇ Google」のコマンドはほぼ聞き逃さず
反応しますが、他の人のOK Gooogleコマンドにも反応する時があります
特にテレビのCMからOK Gooogleを連呼された時に反応しそうになるのは、まだ洗練が必要と思います。

Amazon Echo

Amazon Echoのメリット

デザインがオシャレ

全方位的に反応が確認でき、それでいてインテリアに溶け込む大人なデザインは他のプロダクトより1段上に感じます。

飽きのこないシンプルなデザインです。「チャコール(ファブリック)」カラーは、いかにもオーディオ製品的な佇まいですね。Amazonプライム会員割引の7,980円で購入しましたが、外観のデザインには満足しています。

  • コンパクトできれいです。何も考えずにチャコールにしましたが、グレー系のほうがきれいだったかもしれません。これも好みですね。チャコールも悪くはありません。上のライトがくるくる回るのは、おしゃれです。
  • デザインは好き嫌い別れるかもしれませんけど、カジュアルでコンパクト。テレビボード上にすんなりと馴染みました。やっぱりカラーが選べるっていいですね〜。
  • ファブリック素材のおかげでガジェット的な無機質感がなく、どんな部屋にも溶け込みます。
  • Google Homeとは全く異なるデザインですが、こちらの方が黒い分、目立たないです。

呼びかけに敏感に反応する

アレクサという呼びかけに敏感に反応してスゴイと思います。
ただ会話の中で何気にアレクサがどうのこうのと話してしまうと、「すみません、わかりません。」と言うので、ごめんねと思います(笑)

音楽再生中に呼びかけてもきちんと反応しますしのでマイクの性能もかなり良いのではないかと思います。
それと自分的にはアレクサと呼びかけるのをアクセラと呼んでしまう事が多々あったのでエコーと呼びかけると応えてくれるのもかなり嬉しい機能でした

仕事のBGMでクラシックやJ-POPをらシャッフル再生しているとき、ふと曲名がわからないのが出て来たときに「アレクサ、この曲のタイトルはなに?」ときくと答えてくれるので、スッキリします。

現状では、どのメーカーのスマートスピーカーの質もほぼ横並びです。しかし、「AIの特徴である機械学習を踏まえると、情報が大量に集まるAmazon Echoが将来的に一番賢くなるのでは?」と考えています。

  • ふと料理をしてるときに思い出したスケジュールや買い物メモも、子どもが3人いてバタバタしてる私にはとても有り難いパートナーです。
  • スマホやノートを取り出さなくても、野菜を切りながら炒めながら、「アレクサ、スケジュールに追加して」「買い物リストに追加して」と声でメモができます「おはよう」「おやすみ」「いってきます」「ただいま」を言う習慣がついた。色々と設定(教育)してやる必要があるが、その手探り感がまた楽しく、Alexaに対する親近感半端ない

Amazon Echoのデメリット

文章認識能力が低い・音声認識能力が低い

特に検索に関しては、端末でキーワード入力するに比べると、やはり文章を正しく理解するのが難しいようで、適切な答えを返してくれる確率が低く、わざわざ音声でやるメリットがまだ実感しにくい。計算だったり、ひと言で回答できるような問いであったりを人間の側が学習して使い分けられるようにならないと使いこなしが難しい。

何を聞いても的確に答えてくれる、ってのはない。ちゃんと答えてくれる質問や命令はかなり限定的です。まあだから、時代を変えると大騒ぎするレベルじゃない。基本、ハンズフリーのジュークボックスと読書マシン。

私の名前を間違えて呼んでいました。修正の方法がわからないのでAmazonのサポートに問い合わせると、「他にも同様の報告がありますが、学習が進むと直ると思います」との返答でした。つまり、設定などでは修正できないそうです。少々残念ですが、AIスピーカーらしいともいえます。

Google Homeも同じ部屋で使っていますが、音声の認識エンジンはGoogle Homeのほうが現時点では優れていると思います。またテレビなどから音声が流れているとき、スマートスピーカー自体から音楽が流れているときの認識のしやすさもGoogle Homeのほうが上ですね。Amazon Echoは結構声を張り上げなければなりません

音声認識率が大幅に低く、大声で話す必要がある。音楽再生が定型応答にいれらない。応答学習しない的外れな応答が多い。よってストレスが溜まり、使わなくなった。

音量調節が難しい

Bluetoothでスマホやタブレットに接続したときの音量が小さ過ぎるため、ボリュームを上げる必要がある。
その後にボリュームを下げておかないと、アラームや音声、Amazon musicが爆音で鳴ってしまう。
ボリュームをいちいち調整する必要があるのが、非常に面倒

Echoの音声操作での音量レベルがもう少し細かいと使いやすいです。
本体の+-ボタンの音量の段階に比べ、音声操作で変更する音量レベルのほうが段階が少なく、我が家ではちょうど良いところがスキップされてしまう。

  • 飽きが来ないデザインだと思います。ただ、チープさがあり年月が経つとどう劣化するのかが心配です。
  • 上面がプラスティックとすぐわかる材質なのでチープな感じがします。

スキルを入れるのが面倒

いちいちスキルをいれないといけないというのは少々面倒。スマホ、PCから入れるのですが、またスキルの呼び出すキーワードを覚えないといけないので面倒です。日本語の認識能力はまだまだです。ある程度推測でもいいので反応を続けて欲しいと思います。AIなんでしょ、deep learningしているんでしょと思ってしまいます。

イマイチなのは音楽再生のセンス。

地理的位置と時間は正しく認識しているようなのに、普通に「音楽をかけて」と頼むと、夜なのに「朝に仕事がはかどるクラシック」をかけたり、朝なのに「静かな夜に聞くジャズ」をかけたり、おすすめの基準が良くわかりません。

またおすすめプレイリストは、どメジャーな曲ばかりかけてくれるので(クラシックで「G線上のアリア」など)、しかもいつも同じような曲ばかりかけてくれるので、新しい曲との出会いが今のところないです。

手動での音楽再生のシステムがこの上なく使い辛い。Amazon echo用のalexa アプリからすべて操作する必要がある。 しかしこのアプリはAmazon music アカウントのマイミュージックに設定している情報を読み取りって閲覧、再生する機能しかない。要するに普通のアプリのようにプレイリスト作成や楽曲の検索等の操作ができない

現状では、ふわっとしたジャンルを認識してくれないこともあります。たとえば、「プリキュアの曲をかけて」だと【プリキュアというアルバムを見つけられませんでした】と、NG。
「プリキュアシリーズをかけて」だと『JAPAN ANIMESONG COLLECTION SPECIAL 「プリキュアシリーズ」 Vol. 1』をかけてくれます。アルバム名に「プリキュアシリーズ」という名称が含まれているからですね。大まかな「JPOPをかけて」「ジャズをかけて」「(アーティスト名)の曲をかけて」などはイケるのですが、もう少しコンテンツに沿ったチューニングが行われることを期待しています。

バッテリー内蔵だといいのに

サイズには特に不満はありませんがバッテリーを内蔵してほしかったなーと思います。ほかの部屋に持っていくぐらいなら買い足しますが、部屋の中でちょっと移動したいときなどに電源を切断せざるを得ないのは不便です。

バッテリーがないので、常にAC電源にさしておく必要がある。電源が切れると立ち上がりに1分弱の時間がかかる

「三菱東京UFJ銀行」のスキルもあって、現在の口座残高と入出金明細をAlexaから確認できるという攻めた内容に若干戦慄を覚えました。こんな重要な情報がペラペラとスピーカーから流れてしまって良いものなのでしょうか?