Z会の小学生「ハイレベルコース」の内容は? 評判も詳しく

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Z会のスタンダードとハイレベルコースは教科書レベルから教科書プラスαまでがスタンダードそれ以上の発展内容がハイレベルコース
もちろん途中でコース変更可能です。
教科書の対応は、算数・理科・社会、国語はオリジナルカリキュラムです。

子供が学校に沿って勉強したい場合、Z会のテキストは進度が速い場合があります。
わが家の息子のように、学習すること自体に慣れていない場合は、スタンダードから始め、学校で習っていない内容も自主的に学習する習慣(=自学自習の癖)をつけてからハイレベルに切り替えるのがおすすめです。

実際の利用者の声で、良いところ、悪いところを口コミで見ていきましょう。

Z会 小学生 ハイレベルコースのいいいところ

自宅で勉強できるところ

自宅でハイレベルな中学受験の勉強ができるところが良いです。

  • 小学3年生中学受験コースを受講しましたが、中学受験問題の入門編のような問題も多く入っています。
  • Z会は通信教育の中でも教材の質はとても高いのでは?
  • また学校での勉強を先取りした内容でもあるため、学習効果は総じて高いと思います。動画の内容も良いです。

Z会の先生による、問題の解説が秀逸!

Z会の添削問題の解説は、とても論理的に詳しく書いてあって感動します!
解説を読んでいると、「あ~、私も中学でこれをやっていたら、もっと文章力がついたのになぁ、残念!」
と思ってしまいます。

問題を解くテクニックが具体的に書いてあるので、
何度も問題を解いていくうちにコツがマスターできるように
なっているのです。スバラシイ!

ちゃんとやれば、学習習慣が身につく

小学校に入学するときに、学習習慣を身に付けさせたいと思い、Z会の小学生コースに入会しました。付録などが付いている方が子供にとっては楽しいかなと入会前に迷いましたが教材がシンプルで無駄がなかったのでZ会に決めました。

添削指導では教科担任制となっているため、いつも同じ先生に添削してもらえる安心感がありました。また、努力賞のポイントがたまっていくのも小学生にとっては楽しみだったようで1年ごとにポイントを交換すると決めてプレゼントを選ぶのも嬉しそうでした。
最初は無理なく始められるスタンダードを受講し、だんだん勉強に慣れてきたころからハイレベルに変更しました。レベルを変更できるのもよかったと思います。

ただ、家で続くかが問題ですね。

  • 算数であってもカラーの写真や図も多く、見やすいところが良いです。
  • 夏休み等では勉強強化用の教材が追加で届くので、やるものに迷わなくて良い。教材の量も、忙しい子でも1か月あれば十分終わるような量であるのも良いと思います。うちの子も15日くらいで終わるようです。
  • 他の教材ですと付録でつるような印象があるところもありますが、Z会だとそのあたりシンプルで気に入ってます。

キャラクター等がなく、シンプルですっきりした紙面は好感がもてますが、子供の食いつきはイマイチかもしれません。

国語は、オリジナルの文章題で、毎月物語や説明文等バラエティ豊かに入っているところ、算数は、単元のポイントを押さえた問題がまんべんなく簡潔に載っているところ、解説も丁寧でわかりやすい点が良いです。

スケジュール管理ができる仕組み

4年生の夏頃、ちょっとピンチに!それまで少しずつ遅れていた添削の提出が、1か月遅れまで広がったことがありましたが、本人がグッと踏ん張り、5年生の頃になったら提出日は大体守れるようになっていました。
この頃になると、スケジュールについては本人が計画を立て、母は遅れていないかの確認だけしていました。
余談ですが、「自分で学習スケジュールの管理をする」という能力を、このZ会で身につけたように思います。

最初のほうは親の負担も大きいので、人を選ぶサービスですが親がしっかり時間を取ってみてあげれるなら、本人の頑張りも増えそうです。

考えさせる問題が多い

教科書の標準的な問題だけではなく、かなり考えさせる問題が多いです。
教科書より早めに進んでいたので予習効果がありました。

右脳を使うような問題もあって、バランスが良いと感じます。
Z会は学習内容のレベルが高いので、子供のためにもなると思います。

ハイレベルコースの良くないところは? 悪い評判はない?

国語だけが中途半端に教科書に沿っていない

他の教科は教科書に準拠してるけど、国語はZ会オリジナルテキスト。
なので、教科書とは違う説明文や読解問題が出てきます。

難しくてやる気がなくなる(大事!)

うちは、勉強に興味のあるタイプの息子だったので、Z会小学生講座のハイレベルコースにしました。でも失敗でした!基本的なことがわかっていない、出来ていないことがあったので、頭を使って考えされる発展的な問題にかなりてこずりました。

ハイレベルと言っても、スタンダードコースに発展的な問題がプラスされるだけなので、そんなに大変じゃないと思ったのですが、発展的な問題が息子にはモチベーションを下げてるような気がしました。基本的なことを身につけることが大事なので、継続できるのはどちらかで選ぶといいと思いました。

  • うちの子は、できない問題があると諦めてしまうタイプなので、ハイレベルコースは向かないようです。
  • 負けず嫌いのお子さんは、多少できなくてもハードルが高くても頑張れるので、ハイレベルコースでも問題ないと思います。ちなみに、コースはいつでも変えられるので、うちは、スタンダードコースに変更して、今も続けています。
  • ハイレベルコースで負荷がかかっていたせいか、スタンダードコースが楽に感じるようです。バランスが難しいです。

「難しくなって解けないとつまらなくてやる気なくなる」

来年度小5の女子持ちだけど、 うちも来年ハイレベルコースどう?って聞いたら
「難しくなって解けないとつまらなくてやる気なくなる」と返事が返ってきました。
本人が取り組む気になってくれるか次第ですよね。

問題のボリュームが少ないという口コミが多い

小学3年生になったら国語と算数のボリュームがかなり減ったような気が…。
そのかわり算数は応用問題みたいな、答えを導き出すまでに何段階かあるようなものだから、計算とかの反復学習は市販のドリルなんかで補って 単元ごと、最後の仕上げにエブリスタデイをやるって感じでいいのかな…。

マイナス面とまではいきませんが、内容量がもう少しあってもいいように思います。
計算問題などはもっとボリュームがほしいところです。

  • 4年生くらいまではよかったのですが、5年生からは特に算数の問題の量が少ないのが気になります。
  • 高学年は内容が難しくなるので、定着させるにはもっと多くの問題が必要だと思います。漢字も反復練習がないので、別にやらせる必要があります。両教科とも、別冊でドリルがあるといいと思います。
  • 理科、社会は穴埋めと選択肢なので、問題の前後を読むだけで解けてしまい、早いときは5分くらいで終わってしまいます。ひと工夫ほしいところです。
    子供向けの情報誌は8ページの新聞です。娘はこの点だけは、チャレンジのほうがいいと言っています。

ボリュームに比べて、価格が高い。月20,000円くらい。

Z会の通信教育のデメリットは、まずコース選択で迷うことです。1教科から受けられて、タブレットコースも準備されています。でも、どれが子供に合うのか始めてみないと分かりません。
そんな場合は、教科書+αの標準コース(4教科)がおすすめのようです。タブレットに興味をお持ちなら、間違いなくタブレットコースを選ぶべきです。

教材がハイレベルな分、費用も他社に比べると高めです。
ですが、もしお子さんがZ会の通信教育に興味を示したのなら、Z会を選ぶべきです。教材はお金で買えますが、やる気と学力はお金では決して買えませんから。

一月あたり18000円ほどかかっていました。
市進ですと2万円代後半だったので、Z会と1万円ほどしか変わりませんでした。もう少しZ会はリーズナブルでも良かったのではないかと思います。

料金についてですが、Z会は幼児から利用していますが小学生に上がると高くなり家計の負担でした。
おそらく他の通信教育よりも高め?だと思います。
継続割引などの制度があったらいいのに、と思います。

勉強と日常生活をつなげる話題や、勉強の工夫などの話も、冊子に載っていることもあるが、どうも子供の心をとらえられないようで、娘は見ていない様です。
メールマガジンで勉強の工夫などが配信されるのですが、なかなか一緒に見る機会が取れません。
「けいけんワーク」に取り組む際は、かなり親も時間を割きますので、おうちの方が非常に忙しい方は、かなりきついかもしれません。

通塾するよりは安いですが、ただ教材を与えるだけではなく進度をチェックして励まし、丸つけして分からないところを教えるのは、手間と時間がかかります。

考えなくても解けるので実力がつかないかもしれない

算数国語の2教科に比べて、理科社会はいまひとつ本人の身になっているのか分かりません。
しっかり読み込まなくても答えられる問題が多く、本人はさらっとこなしてしまっている印象です。

せっかく解答の別冊にも色々面白い解説が書かれているのですが、興味を持てずにいます。

子供だと、紙ベースで理解するのには限度がある。

Z会ハイレベルコースの弱点は、やはり学校で習っていないような難しい項目を、紙ベースの勉強だけでフォローするのは難しい点だと思います。映像授業などもありましたが、やはり塾で習うのとは理解度に雲泥の差がありました。
ハイレベルコースの難易度の高さは、力をつけるという意味では魅力ですが、わからなかった時の対応が難しくなるという弱点にもなります。親が横についてわからないところを教えてあげる時間をとれないと厳しいのではないでしょうか。

親がつきっきりでないと進むのが遅い&活用しきれないハイレベルなモノでした。

  • 低学年からスタートする場合は、落ち着いて勉強できる子、難しい問題を前にしても動じない子、チャレンジ精神のある子、将来中学受験を予定している子、と明確な目標のある子向きな教材だと思います。
    う~ん、自分の7,8歳ころだったらムリだろうな、ですね。
  • 考える問題が豊富で、工夫された教材だと親は思うのですが、子供はお勉強内容が面白くないようでした。
    子供と教材内容の相性の問題もあると思います。