コードレス掃除機と言えばダイソンというくらい定番となっていますが、そんなダイソンを抑えてアメリカでNo.1のシェアを獲得しているメーカーがシャークニンジャです。
2018年の6月に日本向け製品が発売され、いまはパナソニックなど日本メーカーにとっても脅威となってきていますね。
シャークニンジャのメリット
吸引力があるのに静かで軽い
吸引力も静音性も申し分ないです。
車のカーペットもゴミをガシガシ掻きだしてくれます。
デザインもダイソンのメタメタした感じより断然シックなこちらが気に入っています。
収納時のコンパクトさも素晴らしく、置き姿は非常にスマート。
野暮な存在感がありません。
動作音も遅い時間に使うのが憚られるようなけたたましい音とは無縁でその吸引力から考えると本当にびっくりするくらい静かです。
思ったよりも軽かったです。
以前はコード付きの一体型掃除機を使っていましたが、バッテリーを積んでいないその掃除機と比較してもとても軽かったです。
片手で持って操作しても問題なく、腰を痛めるようなことはなさそうです。
モーターが小型化されているのが軽さの要因だと思いますが、小型のモーターでもゴミの吸引に問題はなかったです。
とても良くゴミを吸ってくれますし、ヘッドについているブラシの回転が強く、かなり強力にゴミを掻き出してくれます。
吸引力が強くてしっかり掃除できるのにその割には音が静かです。
とにかく音が静か、フローリングの継ぎ目の埃も吸い残しが無い（ヘッドのブラシローラーの威力か？）。
しばらく使用してみましたが、どうも「柔らかい毛、綿ぼこり、埃」などにとても強いようです。
ミーレでザッと掃除した毛足の長い絨毯を二部屋こちらでもう一度かけてみるとダストカップ一杯に猫の毛が取れました。
逆に1センチ平方より大きなゴミなどはあまりとれません。
地味に便利なのが、デュオクリーンヘッドに搭載されたLEDライト。
これがあるのとないのとでは全然違います。
ダイソンにはなく、なかった時は何とも思いませんでしたが、吸う直前のエリアの細かなゴミまで
くっきり、フローリングの境目や壁際・子供用パズルマットとの段差などが驚くほどよく見えます。
充電池が二つ付いているのが便利
充電池がS20、S30には二つ付いているのですが、これは必須かと思います。
あるとないとでは充電の煩わしさに大きな差があると思います。
コードレスでバッテリーも2つなので安心して使えます。
やはりモーターバッテリー一体なので重さは仕方ないかと…
充電に時間がかかることはやや問題、と思ったけれど、電池は予備でもう1個付いており、本体に接続しなくても充電可能ですので、これで対応できているということですかね。
この他にも種々の工夫がある印象。さすがに日本市場を研究した成果が出ている、と言えるのでしょう。
重さも慣れてくれば問題は無さそうです。
手元にスイッチがあって使いやすい
フローリングモードと畳（カーペット）モードがあるのですが、手元のスイッチで簡単に切り替えができる。とても便利。
面白いくらい、グングンとゴミを吸い込みます。
手元で簡単に、「フローリング / カーペット」の床面設定・「標準 / 強」の吸引設定ができます。
特に、カーペット・モードでの掻き出しは凄いです。
二つ折りがかなり使える
二つ折りにして、収納モードにした時の安定度は素晴らしく、以前使っていたものは、充電器から外れてこけてしまうことが多かったので、助かります。
掃除中にボタンを押すだけの操作で柔軟にそのヘッドが曲がり、しかも驚くべきことに最大90度程曲がった状態でホールドされスイスイ操作をすることが可能なんです。
そのスムーズで柔軟な動作は実際に使ってみてでないと体験できないけれど本当に感動的。
古くからある紙パック式の掃除機にあったゴムホースみたいのとも全然違い過去の掃除機とは一線を画す機能です。
しまう時は簡単に折りたためるので収納も楽、更に倒れにくくて安心。
シャークニンジャのデメリット
重い
ヘッドがネックです（ヘッドなのに）
小さい段差とか扇風機のコードとか、どうしてもヘッド持ち上げなきゃいけないことが多々あるわけですよ。
パイプの先端に2kgのヘッドが付いていてそいつを手首の力だけで持ち上げるのって、たかだか数センチとはいえ数をこなせばやっぱり疲れます。
しかも水平方向に動くの拒否するんですよこいつ。
角とか隅っこに行ったら無理やり引きずるか一度持ち上げるかの二択です。
ヘッドが大きすぎて小回りが利かない。
コードレスだからさっと出してちゃちゃっとお掃除ってな夢を見てたんですが、完全に用途が合っていませんでした。
デュオクリーンをつけて掃除をしている時にはそれほど重さは気になりませんでしたが、外して掃除をするとかなり重く感じました。
基本は両手で持って使うことになりそうです。
吸引力は申し分なく、デザインも良く、折りたたんだ時に小さくまとまり、なおかつきちんと自立する部分はいいと思いましたが、この掃除機は日本人には重すぎる。
当方そこそこ体格のいい男性ですが、片手で扱うと数分も経たないうちに腕が痛くなってくる重さです。
左手で支えるフォアグリップのようなものがあれば別かもしれませんが、掃除するのが本当にしんどい重さです。
やはり・・・3kgオーバーは普段使いには厳しい！掃除が億劫になってしまいました。
やはり掃除機は重量2kgが1つの目安ですね。。
重い！圧倒的に重い！
ダイソンとかは知りませんが、気軽に使うものとしては重すぎます。
ヘッドも無骨で重く、動きも悪い。鈍重という感じです。
前後には動かしやすいのですが、横や斜めの動きは全くだめ。
ストッパーがついているかのようです。ゴム車輪のせいでしょうね。
ということで気軽に使うには不向きで、布団専用になりそうな気配。
主婦である私的には、片手で掃除を終えるにはまだちょっと重いかな、私は１週間筋肉痛になってしまって右肩が少しつらかったです。
ダイソンと同じくらいの重さまで寄せてくれば、完成度としてかなりおもしろかったのではないかな～と思います。
そんなわけで、男性にはダイソンよりこちらの方がラクかもと思います。
ボタン一つで折れ曲がるノズルのおかげでかがまなくていいですし、ダイソンのようにスイッチを引き続けなくてもいいので、夫曰く、重さも男性ならば苦にならず安定して使えるし指がつりそうにならない分こっちがラクとのこと。
髪の毛がヘッドに絡まる
床に落ちた髪の毛を吸わせると、ダストカップに送られずにほとんどヘッドのローラーブラシに絡むので、掃除後はハサミで取り除く必要あり、が減点1個。
持ち上げるときは片手では確かに重いけど、ショットガンのように両手で持てば問題なし。
犬の毛の掃除をする目的で買いましたが、毛足の長いものは巻き込んで帰って不便でした！
ヘッドのブラシに絡みつく髪の毛などのゴミが気になるようになってきました。
当たり前ですが、ブラシがしっかりゴミをキャッチする反面、ゴミもしっかりたまるなぁと思いました。
長い髪の毛などは、引っ張っても取れず、ハサミで切ったりちょっと手間がかかりました。
掃除機に吸い込まれたゴミは、透明なゴミケースのおかげで解りやすいですが、ヘッドの汚れはあまり見えないので、定期的に気にしてあげる必要があります。
ヘッド部のブラシロールに絡まった髪の毛・糸などは、自分でハサミを使って取り除きます
吸引力がイマイチ
吸引力はイマイチかなと思います。
パワー2段階ありますが、標準モードだと物足りません。
かと言って強モードだと一軒家三階建ての全部屋を（階段も含め）掃除するにはバッテリー2個でも足りないです。
二つ折りが使えそうで使えない
購入前に誤解していたのですが、ボタンを押すとパイプが曲がるというのは、段階的に曲げて固定できる訳ではなく、固定を解除するだけです。
通常の真っ直ぐと収納時の折りたたみの間にあるどちらでもない状態、いわゆる脱臼状態での使用をPRしているわけです。
使ってみても良いような悪いような、何となく腑に落ちない使用感でした。
掃除中に手を放す際「ポールを折り曲げ」ないと立ちません。
関節部がスムーズに動く半面、バッテリー・ごみ収集部分・コントロールパネル等「重量のある部分」が全て上部に集中している為、ポールを立てたままの自立が不可能。
壁に立てかけても・・・ちょっと安定しませんね。まぁ、昔ながらの掃除機も手を放す時はホースを寝かせてたのですがｗ
更にバッテリーやゴミ収納部分が全て上部にあるので、その安定しない状態で「ごみ収納部分の取り外し」や「バッテリー交換」をする必要があります。
寝かせて・・・やるとかで解決するかな？難しいかな？